ネタバレ・感想あり花丸漫画 愛のはなし -恋のはなし2-のレビュー

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ちひろに幸せになって欲しい!
ネタバレ
2024年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 光が最後にみえた!二人の幸せな未来が。ホントに主人公には、幸せになって欲しい。ちひろは、律が恋人と別れていると思っていた時は、甘いんだなーと思ったけど、律が、恋人と分かれたくないと平気でちひろに言った時は、殴ってやりたいぐらい腹がたった。律は、ちひろが、自分を愛してないと思っていたなんで馬鹿すぎる。でも、ちひろには、幸せになって欲しいんだなー。
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恋のはなし、続き
ネタバレ
2024年3月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビュー書いてなかった作品群。
こちらは前後編。前に単話がある。

恋人から奪って身体の関係を続けるも、何も話さず暗く苦しそうな彼。
裏切っていると罪悪感に苛まれていた。別れてはいなかったから。

とうとうバレた。関係も終わった。過ちを知った。
一年経って再会。通り過ぎたけど追いかけてきた彼。
苦しさから抜け、やっとハピエンになるのかなと示唆して終わる。

略奪愛なんだけどね、視点が変わるとそれぞれにはそれぞれの思いがあることがわかる。
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はぁぁー苦しい...続編2巻。
2024年1月8日
「恋のはなし」からこちらの「愛のはなし」続編。読んでいくのが、苦しくて、胸が締めつけられます。先日発売された「コイアイ」4作品目まで一気読みできるのが救いです💗私はきっとこの続編で終えて、次巻を待つという状況であれば...読みたくなかったと思ってしまうくらい心を持って行かれます。もう読後感がしんどい。静かに、穏やかに、じわじわと心を抉られる作品はキツイです。斑目先生の手腕に感服です⚡
表紙の俯きが切ない。
ネタバレ
2022年3月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作でちひろは好きだと告白したにも関わらず、1ヶ月も毎日、甘い言葉を交わす事もなく行為をするだけ。浅い夢のような中でお互いを体で繋ぎ止めることしかできず、卒業式の日あなたを見て涙が出たと伝えられるほど強かであったら変わっていたかもしれない。おまけのおもちゃを持っていると言えば良かったのに、律は違うと縋れば良かったのに不器用なちひろ。名前を呼ぶ事も、待ってと、たった一言を言う事もできなかったのは愛に変わっていて怖くなったから。しかも無自覚。堕ちた先にちひろがいたにも関わらず律に気付いてもらえなかった。律もパートナーへの後ろめたさと、ノンケと思っていたちひろに告白するほど、焦がれていた時の胸の痛みを忘れられず臆病になっていたのだろう。そうでなければ、おもちゃの存在を確認したりはしなかったはず。前作では腹立たしかった律に対して、愛した存在を裏切る程、どちらも選べなかった弱い人間にさせたのは、手の届くところにあった初恋のせいだと思うと仕方がない。戻ったのは贖罪と、ちひろに愛されていない思い込んでいたのが不安だったからだろう。一番タチが悪いのは即物的なことより、恋心を持った過去がある相手に対して友達でいいからそばに居たいと願うことではないのか。パートナーから見たら寝取り無くても不安案件だと思うけどな。初恋だけは友達に戻れないが持論です。最後の笑顔の意味が分からないとこの全容が理解できませんでした。そして、初恋は人を走らせるんだな。
視点が変われば、悪魔かも知れない
2022年2月12日
皆さんのレビューの文字数に色々現れてる。このお話は視点を誰に向けるかで、それぞれが悪魔のように見える気がする。主人公はハッキリ言えば幸せにやってたカップルの寝取りを実行した人物なのですが、それが無自覚な初恋の縁を求める感じで、内面は幼い。行動はドロドロ寝取りだし、周囲も相手さえも爛れた関係しかないと思ってるのに、当の本人はただただ『幸福への憧憬』を追い求めてる。いらないと言われたお菓子のオマケが嬉しくて羨ましくて、キラキラ光る宝石と思えた幼さをそのまま保持してる感じで哀しい。主人公の内面とのズレがそのままストーリーに反映されていて、主人公の行動は酷いのに何故かずっと美しい。攻めが初恋の誘惑に耐えきれず抱き、後悔と罪悪感と恋慕の狭間でのたうち回る間、主人公の内面の幼さに全く気付いてないのは最早滑稽ですらあるような気がした。でも、それこそが相手に溺れるってことなのかも。主人公の外見的な美しさと淡々とした言動が、主人公を大人のように誤解させているけれど、主人公の内面はあの初恋当時のままで、それが読者にだけ理解出来るのが余計に切ない(主人公本人すら無自覚だから)視点が変われば、主人公は寝取りしたサイテー男だし、攻めは誘惑に負けたクズ野郎だし、被害者は攻めのパートナーだけだけど、攻めのパートナーも主人公から見たら、羨ましくて羨ましくて堪らないあの笑顔を貰える人だったから。視点が変われば、みんな悪魔のように見えるってお話かも。最後は主人公の見送る笑顔に攻めが勇気を出せた!本当、初恋って罪深いなぁ…
恋のはなし続編
2022年1月31日
ちひろに搦め捕られた律が堕ちていく…。
果たしてこれは愛なのか?
互いに間違いに気づいた時、やっと…。
希望が持てる終わり方で本当によかった。
とても短編とは思えない重さがここに!
(1巻 総26ページ 2巻 総29ページ)
愛を知った悪魔
ネタバレ
2022年1月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●『恋のはなし』とともに、シーモア島でオススメいただかなかったら購入していなかったと思います。本当に感謝です。前後編あわせて約50P。読み終えると、確かにあちらは“恋”で、こちらは“愛”なのだなと思えます。タイトル秀逸。
●前編は、まだ“恋”かな。『恋のはなし』を読んで、ちひろは無垢な悪魔だなと思いましたが、まだそんな感じ。自分の欲求に素直で、律に抱かれることが恋だと思ってる。でも、どこかずっと違和感を抱えていて…。そこには会話もない、笑顔もない。律と恋をしたら幸せになれているはずだったのに。
●律が「もうやめよう」と言い出したことで、違和感が具体的な形になっていく。追い討ちをかけるように優哉が現れて罵倒を浴びせる。“恋”だと思ってたものが間違ってたと気付かされる。
●でも、これでようやくちひろが“愛”を知ったのかな…と思います。いくら身体を重ねても、律がつらそうな顔をしていたこと。自分が律と優哉の関係を壊していたこと。律が置いていった車のオモチャを捨てられなかったこと。ひとつひとつがようやくちひろの中で形になった。
●律も苦しかっただろうな…なんて思ってしまいます。根っこのところでは、二股なんかかけられないタイプの人だと思うから。ちひろに「もう会わない」と言ったときの律は、まだ“恋”の続きをしてる。無垢な悪魔に魅せられたまま。でもこのときにはちひろは“愛”を知っていて、笑顔で律に「バイバイ」と告げるのです。
●愛を知ったちひろは一層美しい。苦しさも痛みも知ってる。律は?ちゃんと“愛”にたどり着いただろうか。今度こそ二人で「愛のはなし」を紡いでほしいです。幸せになってほしい…
恋のはなしの続編
ネタバレ
2022年1月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋のはなしの続編で、だからと言って、律がすぐにパートナーと別れてちひろに行くでもなく…の切ない話。もう会わないと決めた時のちひろの笑顔がとても切ない。希望が持てる終わり方で、凄く好きなお話でした。
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続編ありがとうございます。
2022年1月21日
前作から何年も経っていて、続編はないものと思っていたところに発売されてすごく嬉しかったです。
心理描写が素晴らしい作者様だと思います。ラストがまた良かったです。
心にグッと刺さった。
2022年1月15日
映画の”糸”を 思い出しました。再会すると 冷めてた熱が 再燃し、眠っていた思い出が覚醒する。自分を傷つけ、人を傷つけ、逃げようとしても 逃げられない。そんな恋が描かれてありました。それにしても ちひろが 謝るシーンが後編にあるのですが、彼の行為を肯定できないけれど、それでも 彼のために心が痛みました。(白泉社のBL,今 50パーオフなので、是非。)
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自分より相手を優先すること
ネタバレ
2022年1月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ まさに愛やね…。
引き止めたい自分の気持ちより、もう会いたくないという相手の気持ちを優先すること。
他の方がレビューでおっしゃってた、いつも通りの自分を振る舞うことがちひろの愛の形というのはきっとその通りだと思いました。客観的に自分を見れて、振る舞う行動を選択したちひろはもう自分の心に振り回されてない。自分の思うがままに行動していた恋の時とはそれが違う。
恋の話、愛の話と通してきっちりテーマ表現される技量に感服。面白い~。

はてさて、以下全く個人的な感想。笑。こちらの作品のレビューも名レビュー揃いで、その中でハピエンを思わせる終わりにならったレビューが多い中で、いや~改めて自分はひねてるなぁ、と思いつつ書かずにはいられない…すみません笑。
これ、多分、この後、律はちひろと付き合うことになったとしても優哉のことを引き摺る。そうしてそれをちひろに見せつけて、ちひろの罪悪感を煽りながらそのことにも自分で耐えられなくなって最終的にまた逃げて浮気しそう。なぜなら彼は弱い人間だから。確かにちょっかいかけたちひろが悪いんだけど、度々体を重ねた時点で律にも大いに責があると思う。結果的に優哉もちひろも傷付けたにも関わらず、どこか自分を悪くないと思ってるからこそ、ちひろにあんな感じで別れを告げることができたんだろう。困難を乗り越えた恋人は結び付きが強いというけれど、修羅場を共有したちひろに対し律が情を持つのは当然と思う。再会した時に、その情を律が取り扱いを間違えないことを願う。どうか、全く関係なく、ちひろを好きでいてくれますように。優哉のことを持ち出さない強い人間になってますように。心配で仕方ない。全くの杞憂の解釈違いであってくれ~と勝手に律を見くびって勝手に心配してしまいました…笑。すみません
人生のやり直しはいつだって出来ると思える
ネタバレ
2021年12月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 恋のはなしから愛のはなしでは、前作の止められない気持ちに気づかない悲しみの連鎖から、止められなかった気持ちに気づき、傷つき傷つける事しか出来なかったちひろのケジメが笑顔での「バイバイ」。
たった一言の気持ちを伝える事ができなかったのは、その時点でのベストな選択だったのではないか?
恋は自身に芽生える焦がれる気持ち。愛は自身から溢れ慈しみ与えるものではないのか。。
そんな思いがふとよぎると、学生時代に戻ってやり直しはできないけど、別れによって今の自身をやり直し、その後の再び訪れる再会では、本当の愛を知るおはなしではないのかと感慨深かったです。
斑目先生本当に好き
2021年10月24日
絵がね。本当にキレイだこと。
もうね、芸術。
さらにストーリーも胸がギュッてなる切ない感じが惜しみなく散りばめられてて、繊細な部分とかもうまくまとめて表現されてるのが本当に好き。
全作品読ませてもらってますが、本当に好きです。
次回作も期待してます。
優哉に気持ちが持っていかれた
2021年10月9日
修正→見えない構図
「恋のはなし」は私は律の話として読んだんですね。大切な人がいる大事にしたい、けれど抗えない初恋の人への想い… そして「愛のはなし」こちらは律の恋人であった優哉のストーリーとして読んだのでとても辛い気持ちになってしまいました。初恋を引きずってる事を受け入れ信じていた、その想いが心にズシンと響いてしまった。ちひろと再会しなくても2人は別れていたかもしれない、だってこれは愛のはなし。どうか優哉が幸せであって欲しい、と読み終えました。読後感としては複雑な気持ちなのですが、こんなに心を掻き回される作品もなかなかないので評価としては☆5しかないですね。
つらい。
2021年10月9日
恋のはなしから始まって、短くも綺麗にまとまってる。作品としては上質。でも辛い。1人1人の心の内を思うと皆辛くて読んでる間は苦しいし、読後感もあまり良く無い。
ハピエン風な終わり方だけど、ハピエンになられてたまるかよ!って言いたくもなるし、これから二人で気持ちと関係育てるしか無いよねとも思う。
迷いのない気持ちの上に成り立つハピエンが好きな人には不向き。だけど、これはこれでとても良い作品。
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何度でも出会いたい
2021年10月7日
この余韻。なかなか出会えませんよね。しかもこの短さで、です。
フォロー様方のレビューでいつも素敵な作品に出会えて感謝です。
ちひろの寂しさ狡さ、純粋さ。
律の苦しさ素直さ。どちらも胸が苦しくなるのに、ああ、この終わり方ですよ!
良い意味で心抉られます。
『恋のはなし』、『愛のはなし』を通じて言えるのは、ここに(男同士の)という枕詞が不要だということ。
自分にもあったかもしれない感情、自分でもおかしてしまったかもしれない裏切り、自分でも振り切れなかったかもしれないあの頃の想い。
人の話ではなく何故か自分のこととして切り込まれる作品です。
ただそのひと言が言えなくて…
ネタバレ
2021年10月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『恋のはなし』の続編です。こちらの続編も最高に好きですねえ。もう全てが良いです。律との曖昧な関係性が続く中で、段々と独占欲や悲しみを抱き始めて、高校生の頃律に告白された時、YESと言っていれば今はもっと幸せな気持ちでいられたのかと後悔するちひろの心情の変化がとても好きです。自業自得なんだけど、それが過去のちひろの選択だったのだから仕方ないですね。律も律で、優哉というパートナーがいてもずっとちひろという初恋を忘れる事ができなかったんですよねえ。そんな状態で偶然ちひろと再会したら、もうそれはその時点で彼らの中の何かがリスタートするだろう〜という感じです。なので、3人での修羅場の後、ちひろがそれでも「好き」というひと言を最後まで律に言えなかったという事実は凄く辛かったです。カフェで会った後に「もう会わない 会いたくない」と告げ立ち去ろうとする律、そしてその去り際の律が振り向くまでのその数秒の間で、「まって」ではなく笑顔で「バイバイ」と言い放つ選択をしたちひろに胸が苦しくなりました。今度ははっきり「好き」だと自覚しているのに、また高校生の頃の後悔を繰り返すのか…と。今までは自分の自由のままに行動していたのに、好きだと気付いた途端に、臆病になってしまうんですね。いやー、人間の恋情っておもしろい。しかし!そんな別れ方だったからこそ、最後のあのラストシーンは本当に胸が昂り安堵のため息が出ました。。自分的には最っ高に心が満たされる終わり方でした。余韻も素晴らしいです。そして何よりもあのリアルな世界観が沁みました。現実世界どこにでもありそうな色恋沙汰ですが、こうして物語として改めて俯瞰して読むと、また色々深く考えさせられますね。そんな物語を描いてくださるヒロ先生の作品がまた更に好きになりました。
感情移入
2021年10月5日
バッカだなー、と思う。読み返しても馬鹿だなーって思う。
わたしが思う斑目作品っぽい作品。そうこなくっちゃ。
張りたくもない見栄を張り、体裁を整える生き方しか出来ない痛々しさと、どうしても惹かれることに狼狽える姿に、やだわー超リアル。
余韻が凄い
ネタバレ
2021年10月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ この先どうなるかを見たいような見たくないような。
初恋ってやっぱり引き摺るんですかね…。思い出の中では美化されがちなのに、今もなお昔と変わらずきれいに笑う。
なんとも言えないラストですが、モヤモヤはせず想像を掻き立てられました。
初恋ってやつは
2021年10月3日
愛のはなしの続編。この続編が更に切ない。律は交際相手に後ろめたい気持ちを抱え、ちひろは手に入れた気になったのもつかの間、この関係が律を苦しめていることに気付くのと同時に、自分でも気付いていなかった初恋の重さに苦しむ...(初恋と解釈する理由は愛のはなしのレビュー参照)。もう、それぞれの想いのやるせなさに朝からボロ泣き。が、初恋の衝動というのは大人になっても、顔を見ればすぐその時に引き戻されるほど力強いもの。その気持ちをお互いに抱いているときどうなるか...。最後、ちひろが、律からもらった食玩を肌身離さず持っていた、という描写にちひろの律への気持ちが表されていて、余韻があって良かった。続編まで一気に読めたことで、印象が強い作品となり、満足感◎です。このタイミングで読めて良かったー!
感動した!
2021年10月3日
感動した!
前半はダメだよ〜って、思って、そりゃ不味いよって。でも、最後にもの凄く純粋なんだなぁって思っていたらのラストにズキュン!
オススメ!
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きっと誰だって考える
2021年10月3日
新刊で完結してます。連載短編 恋のはなし(いまセール中)→愛のはなし前後編 この先生の短編好きです。いやー、考えさせられる。創作としては私はokなんだけど、元彼の立場だったら怒髪天憤懣もの。信じてたのに、あんなに幸せだったのにね。BLの三角関係ってたいていひとりがDVだったりするんだけど、この短編はそんなこと全くなくて、現実世界の恋愛ではたぶんよくありうること。順番とタイミングと、あの隣で幸せそうに笑うのは自分だったのかもしれなかったのに、って彼の立場ならきっと誰だって考える。覆面係長なんて絶対ありえない作品がある一方で、こんなリアルなお話を嫌味なく描けてしまう作者さん凄いな。
ちひろを抱きしめたくなった
ネタバレ
2021年10月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「恋のはなし」の続編。そして、今作は確かに「愛」のはなしでした。前作があまりに衝撃的だったので読むのに勇気が要ったんですが、余韻の残るラストがとても好きでした。
無自覚に愛を求めたが故に皆が傷付き、そして自分の落ち度を知るちひろ。これまでの浅はかな行動は自傷行為のようだったけど、ようやく間違いに気付いて痛みを自覚してからは行動にも考え方にも変化が出てきて。律と静かに落ち着いて話す場面でちひろの本当の気持ちが溢れそうになりつつも、その一言をグッと飲みこんで手を振るちひろがあまりにも痛々しくて抱きしめたくなりました。誰よりも愛されたいと願っていたちひろですが、いつもの自分を演じる事がちひろの愛の形だったのかな、これが律へ与えられるちひろの愛だったのかな、とぐるぐる考えてしまいました。
あのミニカーが飾りとして存在していた1コマに、どこか希望も感じて救われます。前作も今作もしんどい場面が多いですが、読んで良かったなと思える作品でした。
続編
2021年10月1日
『恋のはなし』の続編。
切ない。主に、ちひろさん。
好きな人には既に誰かが居て。
好きなのに思い伝えられなくて。
身体だけの関係でも繋ぎ止めていられれば…。
律くんは後悔しながらも関係を絶てない弱いヤツ。
でも、それって相手も自分も傷付け傷付くだけ。
理解するのは相手に別れを告げられてから。
最後が、とても泣けました。
綺麗な笑顔なのに泣いてるような…。
そして、捨てたと思ったオモチャの車にある思い。捨てられなかったんだな…。嘘を付いてでも。何か繋がりを持っていたかったのかな…。

こんな終わり方も良いですね。
『愛』の前に『恋』は必読です
2021年10月1日
話の閉じ方がとても好きでした。これ以上のラストがあるだろうか…と胸が震えました。
『恋のはなし』の続編ですので、『恋の~』は必読です。『恋の~』では、タイトルとは裏腹に、心がどんどん冷えていき、『愛のはなし』前編では、”それ”が何であるのか分からないままの彼をかわいそうに思いました。”そこ”に入り込まれた恋人たちにとってみれば、彼のしたことは、”かわいそう”の結果では片づけられないけれど、私は、”知らない”、”分からない” 彼の求め方や嬉しそうな姿に胸が詰まって仕方がありませんでした。
この後編で、彼と彼がどうなるのか、読むのが怖かったです。でも、読まずにいられるわけがなく…。
これは、彼と彼の「恋のはなし」であり、「愛のはなし」だと、心の底から納得しました。3冊合わせても100ページに満たない話の中に込められた、彼らの想いに、彼らが味わった痛みと、傷つけた痛みに、冷え切っていたはずの私の心が温もりを取り戻し始めました。”痛み”を感じられる心があるからこそ、語ることができる「恋」と「愛」の話なのだと思いました。
読み返す度に、不思議と涙の量が増えてしまう、何度も読み返したい作品の一つとなりました。ありがとうございます。
前後編を読んで
ネタバレ
2021年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読後胸がいっぱいになりました。ちひろがやったことは褒められたもんじゃないし、これがもし律の彼氏目線ならちひろに嫌悪感を抱いたかもしれません。でもそこはさすがベテラン作家さん。ちっぽけな食玩のミニカーに自分を重ね合わせるちひろ、律のジレンマなど短いページ内にもドラマがしっかり詰め込んでありました。終わり方も救いがありすごく良かったです。続きを読みたい気もしますが、このまま余韻を楽しみたい気もします。
切なくて
ネタバレ
2021年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 切ない…お話。物語のシチュエーション的にバッドエンドしか考えられなかったのですが、良い意味で裏切られました。幸せな2人も見たいのので、是非単行本化をお願いします!
切ない
ネタバレ
2021年10月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前編がとても気になるところで終わっていて、後編を今か今かと待っていました。はぁ…とても良かったです。恋のはなしのみでも短編としてとても素晴らしく、私はそこで終わりでも良いとさえ思いましたが、、愛のはなし…これがどうして最高です。ちひろが自分の気持ちと向き合って初めてここから…というエンド。きっと今度こそ2人は幸せになれるはず。もう胸がいっぱいです…大好きなお話がまたひとつ増えました。
切ない
2024年4月4日
恋のはなしの続編。続編が出てから、この作品に出会えて良かったです。すごく切なくて重いお話でしたが、最後の終わり方が良かったです。
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シーモア
2022年8月5日
作家買い。前半はまた悲しい結末なのか?って思ってたけど後半を読んで未来がありそうなラストに心が震えた。やっぱ素敵な作品を描く作家さんだと改めて思った。
せつない
ネタバレ
2022年7月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙からもせつない雰囲気が漂ってきましたが、実際に本文を読んでも、せつないストーリーでした。短編ながらもよくまとまっていて、おもしろいと思いました。
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読後感がよかったです
ネタバレ
2022年7月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ せつないお話だと思いますが、ラストがとても素敵でした。読後感がとてもよくて、この漫画家さんのほかの作品も読みたくなりました。
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もっと続きが欲しい。
2022年7月13日
全体的に悲しい話しですが、三話で話が上手くまとまっているのが凄い。でもその後の二人がどうなるのか続き描いて欲しいです。
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たった・・・一瞬でー
ネタバレ
2022年7月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 班目先生のこういう一瞬で気持ちを引き戻されるお話好きです。「理想の恋人」の短編「震える手の先」がすごく好きで何度も読みましたが、本当にダメなどうしようもない子が一瞬でかわいく思えてしまいます。言葉を重ねるよりも行動に思いが透けるほうが心に響きます。顔で笑って心で泣いて、とてもキレイでした。
1巻 2021年9月 総26ページ 2巻 2021年10月 総29ページ 修正=見えない構図
たまらぬ!うぬぬぬっ
ネタバレ
2022年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ DKの頃に告白されて何も考えず断った人に7年振りに再会して。
ビッ〇扱いされてるけど実はものすごくピュアというかアホというか
考えないで関係を持ってきてしまってた人なんだな。
向こうが遊びならしょうがないかーみたいな。
自分に当時告白してくれた人と再会して相手にはパートナーがいて
幸せそうで。いいなぁーって何も考えず相手に近づいてしまう。
当時はまだ恋愛対象が同性と思ってなかったわけだし。
魔性の男ってやつ?片想いしてた人に引っ張られたら落ちてもおかしくないし
子供がおもちゃを欲しがるように相手の気持ちを欲しがって浮気を重ねてく。
相手は浮気してる罪悪感にさいなまれながらも引かれてやめられない。
ドロドロなんだけど淡々としてるのは作者さんの世界観だからなのかな。
バイバイと言えた。好きだと言わなかったのは初めての恋をしたんだろなと。
相手を思いやって離れた。自分も苦しいから。
やはり向こうの別れての再会?のとこで終わってるけど
惹かれ合うふたりは止められないし。実はDKの頃から両思いだったんだろなぁ
と色々考えらされた。自分はこの主人公を嫌いになれない。
幸せになれよと思うなー。続編ぜひ見たいです!
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ままならない気持ち
2022年1月25日
切ないストーリーも、語りかけてくるような絵も、春先の慈雨のように、沁み沁み、しとしと。最後は読み方次第だと思いますが、信実に近付く一歩であればと願います。
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😊
ネタバレ
2021年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前回が気になる終わり方だったので続編がでるの待ってました。
雰囲気のある絵が尚更切なかったです。
意外なラストだったのでもうないだろうけど続きが読みたいです。
全ては描かず読者の想像力に任せるというかこういう終わり方もいいですね。
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前作はモヤモヤ、続編のこちらは
2021年10月6日
『恋のはなし』の続編。前作では心が冷え切っちゃってるように感じたちひろですが、今作では子どものように不器用ながらも心の揺れ動きが見え、後味がモヤモヤする前作でやめなくてよかったです。余韻ががある終わり方も好み。
楽しみ
2021年9月7日
続きの後編が楽しみでなりません!ちひろには最後は幸せになって欲しいけど、どうなるかなぁ?早目の発売を期待
ハピエン?
ネタバレ
2022年1月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ どっちつかずの律の、精一杯の抵抗がみえました。二人でいても幸せじゃないのに、二人でいたい…。切ないです。最後にはひとりで生きていくエンドかと思いましたが、そうじゃないようで嬉しかったです。
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久しぶりの続き
2021年9月2日
ずいぶん前に恋のはなしがでてた。
まさかの2を見つけて読んだらがっつり続編。
やってる事はどうしようもないクズみたいだけど、恋愛に対してかなり不器用な奴がどうなるか後編が楽しみ。
駄目かも
ネタバレ
2022年3月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 皆さんのレビューを全て読んで、そうかちひろはそういう気持ちだったのか、とか律はそうだったのね、と考える視点を変えて何度も読み返したけど私の視点は律のパートナーだった子から離れられなかった。
ハピエン?許せない。絶対にちひろみたいな人間を好きになれないし、律も許せない。
私って心がこんなにも狭い人間だったんだとあらためておもいました。はぁーモヤモヤが止まらない。
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作家名: 斑目ヒロ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 白泉社
雑誌: 花丸漫画