and310～非モテ博士と恋するアンドロイド～ 分冊版
朔ヒロ
このレビューはネタバレを含みます▼
根っからのロボットオタクの二条博士が作ったアンドロイドのミイオは、すぐに借主を好きになってしまい中途返却されてきます｡いっそ博士に恋をする設定にすればとミイオは提案しますが､自分好みの顔に作ったアンドロイドとの恋なんて自己満足に過ぎないと博士に却下されてしまいます｡万が一ミイオの恋心を借主が受け入れることがあれば､親族との係争も考えられ､廃棄処分も覚悟する博士でしたが､ミイオはそれから半年間ノークレームで契約を満了します｡すっかり直ったと喜ぶ博士でしたが､ミイオは直っていない､好きな相手が博士に固定されただけだと告げます｡自分が応えなければいいのだと納得した博士でしたが､ミイオにセクサロイドの機能を追加して欲しいとの依頼が舞い込みます｡あっさり承諾するミイオに博士は複雑な想いを抱くのでした｡
恋というバグをきたしたアンドロイドと､バグを個性として受け入れる決意をした人間との甘やかな恋物語です｡
『noe 67〜笑わないセクサロイド〜』で博士とミイオに会えます｡時系列的にはこちらが先です｡
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