寄越す犬、めくる夜
」のレビュー

寄越す犬、めくる夜

のばらあいこ

圧巻のストーリー力!!5巻完結(パチパチ)

2021年12月27日
感情移入し易い人・倫理アンテナが過敏な人はやめておいたほうがいーかもだけど、漫画としては最高なので読んで欲しい!三角関係なので、一人に肩入れしてしまって自分の願った着地点と違ったので評価下げるのは無しで!!

まず、どんどん巻を重ねる毎に堕ちていく菊池(受け1)。教養はやっぱり大事だね、アホすぎて途中からイライラしちゃいましたwいい様に周りからババを引かされて自分では挽回できない哀れな子。つぎ、ガンギマリメンヘラ野郎須藤(受け2)。愛されなかった子供時代を経て歪みまくって、実母へのも含め妬み嫉みがヒドイ。愛人気質で引っ掻き回した上で構ってちゃん出して、さらに人の心に傷を残そうとする性格の悪さにイライラしちゃいましたw一番イライラさせられた新谷(攻め)。情が深いって言い回し良すぎじゃない?どっちつかずの意志の弱い奴にみえた。新須の見せつけセッッの後の新チン菊フェらは私も吐き気しかしなかった…。せっかく妹のため!にしたのに、その妹を自分で助けに行かないなんて、お前に信念はないのか?妹はダシなのか兄よ。より哀れな方に惹かれるってのが腑に落ちない、根っこが一番ヤバそうな男。
登場人物好きになれないし、こんなはっきりした三角関係も苦手だった。けど最終巻にて3年後それぞれの成長と頑張って今を生きてる姿を見せられ、多くを語らないラストページは涙出ました。マンガとしては文句無しです!
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