共鳴熱情 オメガバース
」のレビュー

共鳴熱情 オメガバース

岩本薫/蓮川愛

共鳴発情シリーズを追いかけて

ネタバレ
2021年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 年下野性味溢れる男前α×年上知的淑やかΩ(隠れΩ)
βとして生きてきたが、運命の番である攻めに触れたことからΩとなってしまった受け。
その事から職も家も失い飛び降りようとしていた所に攻めが追って来てあれよあれよと攻めがオーナーを務めるΩシェルターで暮らすことに…。
アングラな舞台設定と悪役のガヤもありながら共鳴発情シリーズの中では一番穏やかな仲の深まり方の気がします。
この後トントン拍子ですぐ授かりそうな気配すらしました。

激熱ポイントは攻めが首藤家三男の所属する警察署に連行されたことにより三兄弟が勢揃いするところですね。
実はこの作品の攻め、消息不明だった首藤家の次男だったのです!!!
三人それぞれの外見的な描写興奮しました…こちと
ら一番容姿が整っているとされ老若男女関係なく圧倒的権力を保持する圭騎兄さんが理玖に翻弄されていると知っているのでね。ニヤニヤ。理玖って恐れなくがっしり圭騎さんの頭わし掴みしたりしますよね。すげー、これが圭騎さんの言ってた穢れなき心ってやつか(違う)。
煌騎×天音カプも相変わらず煌騎のわんこ具合が可愛いく微笑ましかったです。
絵の作者が違うので漫画では通話シーンとか後ろ姿だけでの出演になってしまうのかもしれませんが、漫画でも三兄弟の絡み期待しています♪
年上Ωと番う弟二人に驚愕される、はるか年下の(確か本作の攻めと理玖が十歳差以上なのが確定しましたね)理玖を嫁に迎えたトップオブα圭騎兄様のシーンが見たいです。未成年を脅迫軟禁し、同意なしに手を出すという実は一番狂愛な兄さんが弟に逮捕される前に理玖への想いが成就しますように(笑)

それから、Ωだけどβとして生きる天音、βだったのにΩになった先生、αだと疑うことなく生きてきたのにΩだった理玖の受け談話も聞きたい!
小説はこれでシリーズ終わりなのでしょうか?続き心待ちにしています!

最後に…クロウ、でかしたぞ!!
いいねしたユーザ25人
レビューをシェアしよう!