Ghostdog
」のレビュー

Ghostdog

小野浜こわし

滴る色気と渋味がたまらん!

2022年1月6日
推し作家様の1人、中原一也先生が一目惚れしたという小野浜先生の初BLコミック。ずーっと1冊に纏まるのを待っていましたが、待ちくたびれたので大人買い。滴る色気と渋みを纏った男達の過去と思惑が交差して、ラノベでもいけるんじゃ?と思うほどストーリーが良かったです。これは是非一気読みして頂きたい!
1話毎に謎めいた会話が不穏な空気を作り出しハラハラしていましたが、最終話に向けて真相が明らかにされていく展開に読む手が止まりませんでした。なるほどそういう事だったのかと。死してもなお存在感のある里見と八代、その面影に翻弄される大輔と姫川、遺された男達はどのような決着と覚悟を自身に課すのか‥。し、痺れる。
そして他レビュアー様方が仰る通りイケオジ祭りですw個人的に、小野浜先生の描く横顔と喉仏、手の表情に色気を感じ、姫川のくたびれ感がたまらない!まじ最高でした。
母親達(女達)との過去や息子時代のことなど掘り下げたらもっと面白くなりそう。ラノベがコミカライズされるのであれば、この作品はラノベになって欲しいと思う作品でした。大人BLお好きな方は是非!※2023年1月、1冊にまとまって発売決定!電子化もされていますよ!
いいねしたユーザ11人
レビューをシェアしよう!