こうふく画報
」のレビュー

こうふく画報

長田佳奈

炊き立てご飯の湯気のような

2022年1月8日
そんな幸福感。
大正時代に生きるその辺の人々の、なんてことない日常を描いてる。それを眺め雰囲気を楽しむ感じで、画報ってタイトルも納得でした。
登場人物は色々でちょこっとずつ。ストーリー性は薄めだが温もりと安心感があって、ずっと読んでいられそう。お医者さんの話が特に好きです。
幸福って、日々の平和な日常の中にあるんだなとしみじみしちゃう作品。疲れてると沁み入ります。
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