小説家と家政夫【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
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小説家と家政夫【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

梶ヶ谷ミチル

エプロン紐のタテ結びの慣れない感じが良き

ネタバレ
2022年1月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 入院した祖母の代わりに小説家の仙石原先生の家にやってきた尚樹は19歳、家政夫としてはまだポンコツですが、料理だけは祖母と同じ味が出せます。ある日、先生を訪ねてきた男が先生と一緒に寝室に閉じ籠ってしまい、尚樹はとても気になってしまいます。そんな尚樹に先生はゲイ宣言をし、それから尚樹は祖母のしていなかったお仕事をするようになります。先生にとってはちょっとしたスキンシップらしいのですが、だんだんエスカレートしてきて尚樹はビビるのでした。大人な先生が15歳年下の尚樹をなんだかんだと構う様子が微笑ましく、お酒を飲んでエロスイッチの入った尚樹も可愛らしいラブコメです。先生と昔付き合ったことのある脚本家の仁科を主人公にしたスピンオフ『若手俳優と脚本家』にもラブラブの先生と尚樹が登場します。『小説家と家政夫(2)』という単話版も出ていますが、こちらは『若手俳優と脚本家』と同内容で、先生と尚樹のお話は2巻までで、3巻〜6巻は俳優と脚本家のお話になります。
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