不器用な僕らの隙間
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不器用な僕らの隙間

もふもふ枝子

その不器用さが可愛い!

ネタバレ
2022年1月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ もふもふ枝子先生の初コミックスだそうで。先生の本、大好きなので今まで読んでいなかったことに自分でビックリしました。笑

表題作+1作。2CPとも、キャラ(特に攻め)のクセが強めです。
表題作はDKモノ。親友として一緒にいる、器の大きい大翔×イケメンで性格クズな龍。
大翔と付き合った彼女を毎回のように寝取る龍。でも、それを大翔は許している。お互いに言わないけど、女の子を通して間接的に相手に触れているという拗らせ両片想いストーリーです。
龍も大概クズですが、大翔も酷いですよね!?好きでもない相手として龍に寝取らせてるんだから。
元カノ・ナオが仲を取り持ち、晴れて付き合うことになる流れも酷い!ナオがいい子過ぎる。本当に良い人見つけて幸せになってね…。
見どころは、ジャイ◯ンな龍が大翔を好きな故に受けを選択したところ!大翔のこと大好きやん!!
もう1作は、メンヘラ小説家・冥司×雇われパティシエ・陽人。冥司のメンヘラぶりが凄くて、周りからも陽人が心配される程ですが、当の陽人はそれを気にもしていないし、好きだから一緒にいる、とちゃんと冥司の愛情を受け止めていて凄いなぁと感心しました。
フランスへ渡ってからも心配事は付きませんが、ストレスを小説に吐き出して賞を取った冥司も凄い!
2人で支え合って、幸せそうな2人を見てこちらもほっこりしました。
キャラのクセ強めなのに、温かい気持ちになるのが良かったです。
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