このレビューはネタバレを含みます▼
凄腕の祓い屋 陸海与志等(25才)×古久喜家12代目 古久喜温(17才)
憑き物を使い他人を害することで報酬を得てきた古久喜家の唯一の生き残り、当主の温に憑き物を祓うことを依頼された陸海。始めのほうはそんなにでしたが、後半すごくよかったです。浮世離れした温がどうしてそうなっていったかを知るにつれ陸海の気持ちに変化が現れます。とてもいいラストでした。ミドリノエバ先生の挿し絵も素敵でした。絵や色使いがアートですね。シリーズ化していただきたいなと思いました。
2021年7月 総259ページ 挿し絵あり