このレビューはネタバレを含みます▼
波真田かもめ先生の作品は、どうしてこう胸に切なく響くのでしょうか。地方の男子高校生4人組の温かさやノリの良さ。家庭の不和を見せずに笑顔を絶やさなかったつばさ。卒業式の日に消えたつばさ。つばさの家の前で待ち続けた3人の姿に涙が溢れました。温ちゃんと、つばさの偶然の再会で、4人の時間が動き出したように感じました。前とは違う、成長している4人。温ちゃんとつばさの関係も少しずつ動き出していきます。つばさが幸せになれますように。温ちゃんとつばさの、4人の未来が楽しみで仕方ありません。