アダムの肋骨
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アダムの肋骨

みちのくアタミ

納得のラストに感動

ネタバレ
2022年1月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1つの人格に収束して円満なラストを迎えることは予想していたのですが、それまでの過程で特にカズハに関しては消える必要ある?レイとカズハ(+三華)でいいじゃんとご都合主義的な思考になるくらい愛着が湧きました。主人格に統合されても、元々は主人格の一部であった他人格が主人格のなかに生き続けるというラストは感動的で納得のいくものでした。それぞれが悠真を待っていたのだなと、生まれたことを考えると切なくて痛いですが、再会できただけでなく悠真がみんなを想ってくれたのが救いですね。作者さんも書かれていましたが、BL要素が薄くなってもいいので人格それぞれ深堀して長くてもよかったなと、二狼はもっと見たかったし、四季や六実ももっと見たくなるキャラでした。ただ、2巻でこのテーマをまとめ上げて不足もないし描き分けも素晴らしく、えろも充実しているのはすごいです。一対一でありながらの3pえち、めっちゃよかったです。
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