臆病者に花束を
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臆病者に花束を

井ノ宮みや

無関心で冷たいピアニストが温かく解けてく

ネタバレ
2022年1月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊でフォローしてる方オススメ。作者さん初単行本です。表題作+短編「染まる青にキス」+表題作番外編収録。
音楽ばかりの生活をしていたピアニスト×花屋の店員さん。ピアニストさんと駅でぶつかって楽譜を汚してしまった花屋の店員くん。最初は興味なさそうに断られたけど、何度も謝りに行ってお詫びに花束を作ってあげたら、友達になりたいと言われ。。人とあまり関わってこなかったので始めは冷たい印象だったピアニストさんが、店員さんの作る花束を美しいと感じたり一緒にお出かけをして楽しいと感じたり、共に時間を過ごすことで、温かく解けていきます。ピアノ弾ける男の人はそれだけで5割増しなので、描き下ろしで自分のためだけにさらっと水の戯れなんか弾いてもらったら、ほんと幸せだろうなぁ。エチもさらっとありますよ。大事なステージ衣装が〜早く脱いで〜汚れちゃう〜って思ってしまった笑
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