嫌よ嫌よも好きのうち?
」のレビュー

嫌よ嫌よも好きのうち?

月村奎/小椋ムク

受けに癒される

ネタバレ
2022年1月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 月村先生のbl小説、今回も気がつくとホッと身体の力が抜けるようなendに幸せな気持ちで読み終えました。
「キャッスル・マンゴー」で泣かされた小椋ムク先生の挿絵で魅力倍増の月村先生の登場人物たち。
今回は幼なじみ両片想い再会もの。
溺愛攻めはガタイも頭も良い俺様弁護士の大介。
天然おとぼけちょっぴり不憫な受けはクラフト作家の裕貴。その2人の愛猫メイ。
お約束の生い立ち、双方の誤解と拗らせ、誰も嫌な奴がいない、でも全く退屈しない。
何しろ受けの裕貴が可愛くてすっとぼけててクスクス笑ってしまうんです。
切なさもちょっぴり挟んできますが、すぐに大介が救ってくれる安心感。
月村先生はbl小説の面白さを教えてくれた作家様。まだ未読の作品を買い溜めているので大切に読ませていただきます!
いいねしたユーザ5人
レビューをシェアしよう!