ばら色の研究と花喰らふきみ【おまけ漫画付きコミックシーモア限定版】
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ばら色の研究と花喰らふきみ【おまけ漫画付きコミックシーモア限定版】

ビリー・バリバリー

表題作+2編+『朝とミーチャ』の6年後

ネタバレ
2022年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 光る薔薇の研究に人生を賭ける葛ノ葉洸は、幼い頃一度だけ微かに光る薔薇を咲かせ、初恋の少女にその薔薇を捧げたのですが、少女は目の前でその薔薇を食べ、葛ノ葉は驚いて逃げ帰ったのでした。33歳になった葛ノ葉は研究資金も尽き、開発を諦めかけたところに蜂須川蜜朗なる人物から支援の話が舞い込みます。その邸はかつて葛ノ葉が薔薇を捧げた少女のいた邸で、蜜朗こそが初恋の少女であり、葛ノ葉の目指す光る薔薇を食べるのが夢だというのでした。研究を続ける葛ノ葉と「花喰らふ者」である蜜朗との薔薇色の日々が始まります。『先天性WILD』瀬賀龍彦はDTらしき小波先輩を揶揄ううちに、先輩から超絶技巧を教えてもらう約束を取り付けます。そんな先輩は見ているとなんだかコロコロと可愛らしく目が離せなくなるのでした。『so hapy』新婚の妻をNTRた夫が憎きイケメンホストに天誅を下しに行きます。『朝とミーチャ』『朝とミーチャ6years ago』ロシア系ハーフのミーチャと朝ちゃんとのラブラブな現在と出逢った高校生の頃のお話。単行本2冊完結の『朝とミーチャ』に先行する作品です。ユルくて幸せそうな二人の現在に癒されます。
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