ネイキッドカラー
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ネイキッドカラー

アマミヤ

エロでなくて官能芸術の世界

2022年2月8日
アマミヤ先生って「ブルー!〜」や「ぼくらのつづき」の爽やかイメージがある作者さんなので、この作品がBLアワード官能部門にノミネートされていて、どんな感じの官能なんだろうと興味津々で読みました。うん、エロというより官能の世界。いくつものトーンで陰を強調して表現する作者さんの絵が、芸術家の大人の余裕と色気を表していて素晴らしい。生活のためでなく芸術のために生きる不破さんとその才能に惚れ込んで若くしてパトロン的存在の理人(花屋手伝い実はオーナーで不動産投資家)、このふたりがセ フレから始まり関係が深まっていくお話。なんとなく仄暗いふたりが、日光浴するシーン、暖かな光が感じられて好きだった〜。全編カラーで読みたいです。理人のアレンジした花がみてみたい!
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