何とも難しい

かなり難解なストーリーですね。何度か再読して読み砕かないと作品の真意がわからないです。そういうの好きですが、ちょっと残念なことに直ぐに読み返したい気持ちにはなれないという…。そこまで夢中になれなかったです。一回読みの感想では、物語の要はユウキで、そこにカナデのコンプレックス等が絡んでくるんだけど、何故カナデにユウキの心の姿が見えたのかとか、ユウキのファンタジーにカナデが上手く絡めてない感じが違和感ありました。そして、カナデとユウキの愛情にかなり差がある様な印象でした。最終的にはカナデもちゃんとユウキを好きだけど…なんかモヤモヤ。言わんとするテーマは朧気ながら伝わりはするので、だから熟読すればもっと良くわかると思うんだけど…なんでしょうね、直ぐに読み返そうってならないのは。ファンタジー漫画としてわからない所はファンタジーだからで済ましちゃえって気持ちにもなってしまいます。きっと次読んだら感想変わると思うんだけど。