このレビューはネタバレを含みます▼
yoshi先生を好きになったキッカケの作品。もう、とにかく、何にせよ、キャラ達が美しい。その美しさに惹かれて読みましたが、どこもパーフェクトに描かれていて隙なく美しい。眼福の極みです。ストーリーの方も、新雪のふわっとした柔らかさで、極寒のはずなのに暖かい。
美味しい米を求めて、仕事を辞めて真冬の北国にやってきた無謀な春希。行き倒れを助けてくれた双子の家に、泊めてもらいます。そこで双子の兄の賢太郎と出会います。無謀な春希の行動には事情があって、米作りをしたかったのです。春希が賢太郎の家に住まわせてもらいながら、米作りの手伝いをする。そのために賢太郎の嫁になる事を、双子から提案されるのですが。それだけでなく、周囲にも嫁認定されて…。田舎設定ですが、違和感なく、外堀から固められたような感じで、温かく見守られてます。二人がじわじわ寄り添っていくのは、キュンとする可愛いさです。お気に入り過ぎて、なかなかレビューが書けませんでした。美味しいご飯で幸せ、な気分で読める作品で、おススメです。