このレビューはネタバレを含みます▼
バーの店長 大野八雲×会社員 伊勢島博記
10年以上つきあえているのは八雲だけという理由で結婚を前提のお付き合いを申し込んだヒロ。ちょっとアレなヒロの言動がおもしろくて読み進めるうちに、八雲の抱えていたものが浮かび上がって深イイ話になっていきました。すごくいい。すごくいいんですけど、八雲がノンケだったというのがなんか。結構 未散ソノオ先生ってスルッとノンケ×ノンケでくっつけちゃってる印象がありまして、せめてバイにしていただきたかった。だって八雲がめっちゃかっこよくて料理上手 お世話上手 床上手でスマートな物腰のパーフェクトヒューマンなんですもの。色々含めてもヒロとくっつくにいたる根拠が足りなくて最後まで心の底でナイナイって思ってしまってずっぽりハマれませんでした。ソノオ先生の独特のワールドなのでアリなのかな。ちょっと残念。お話自体はおもしろかったです。
2020年5月 総210ページ 電子版限定描き下ろし｢もしかしてずっと｣4p カバー下(？)あり 修正＝見えない構図、一部アウトライン、真っ白。
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