愛の間に間に
」のレビュー

愛の間に間に

菅辺吾郎

自業自得の悲喜交交…面白いですね。

ネタバレ
2022年2月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★人妻・まどか×間男愛人・ハル×他夫・じゅっしーのトリプルトLOVEル物語。(2/27までセールですよ)

★橋の欄干を乗り越えて立つ男を見つけたハルは、咄嗟に腕をつかんで声を掛ける。酔ってカバンを忘れた男を追った先は、不倫相手である人妻が住むマンションと同じだった…。

★ギャルソンの動揺が可笑しくて…「間男」の説明の「物知りな子供のままごと〜」にも笑ってしまって…、ハルの切り返し(水面下含め)もそうなのですが、作者様のセンスが好みでした。途中で妻の「あらあら…」な一面が表れますが、総じて寛容な人たちばかりのお話で、題材の割に読みやすいですね。中途半端に「愛」を主張して泥沼化せず、「最後に行き着いたのが愛でした」という感じが良かったです。定例会で愚痴ってるのは可愛い笑。柴田が好きでした笑。

★カバー下(?)4コマ含めて184ページ。じゅっしーはハルの笑顔に一目惚れ?救われた?…酔っていましたからね、それもありでしょう笑。じゅっしーには裏があるだろう、大どんでん返しだろう、と思っていましたが、純でしたね。

★確かに、好きな人には、ラスト1個も、ケーキ選びも、ジャンケンしようとか言わずに「どうぞ」って言える。これが「愛」ですね笑。それぞれの「特別」の表し方がとても良かった。Thx. :D
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