このレビューはネタバレを含みます▼
[表題作+短編]
証明できないことなんて信じないぞプン!という恋愛音痴の偏屈美形科学者リチャード。
怪しげなキャバレーで妖しい魅力を持つ霊能者ユーリと恋に落ちロマンスしていくストーリーです。
リチャードは割とあっさり夢中になり、友人の助言でを恋と認めたあとは情熱的ですな。
一方ユーリは色っぽくも普通の感性の持ち主で可愛らしいやつでした。
それぞれの過去などが深掘りされてないのでさらーっと読めちゃう感じです。
短編の方は...デリ ヘル呼んだら好きだった人のソックリさんが来たーから始まります。
短いので、もしかしてこれからムフフ...な予感で終了。
少々の物足りなさは脳内補完で...というあたりがカシオ節(かつお節の響きで失礼!)なので、私はこれで満足です。
(2016年9月/181p)