具のない白米(話)だが米自体の味(絵)は神

読んだ後に丁寧に炊いた白米をこたつの中で食べたくなるようなほっこりした漫画でした。ただ、タイトルの通り、ものすごく綺麗な作画とは裏腹にストーリーはいまいちです。思い立って農家に押しかけるという設定は許せても、ノンケ同志が何の葛藤もなしにくっつくのは理解不能、BLとしての面白みに欠ける内容でした。ただし、絵がどこを切り取っても素晴らしく、他の方の原作を漫画におこす能力に長けている作家さんで流石に漫画の読みやすさは担保されていたので、なんとか最後まで気持ちよく読めました。絵が下手だったら星一つで十分、金返せって内容でしたが。。ほんと、具がなくても米の味がよければ白米美味しく食べれるよね、、みたいな。。。