狐のよすが
」のレビュー

狐のよすが

ミナヅキアキラ

とてもうつくしい

ネタバレ
2022年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ フォロー様のレビューにひかれて。
読み終わってまず、うつくしい話だなぁと感じました。

母が「九重」と名付けた想い、九重が「よすが」と名付けた想い、親になろうと思った決意、よすがの元を去った想い、食べてーと言い続けるよすがの想い、見守ってくれてるお友達のリスと狸も。
山と木に囲まれた森の中で、動物ながらの本能と人間としての心が合わさった不思議な感覚のなか、すべての『想い』がとてもうつくしいと感じました。

狐と鷹、森での繋がりはもてなくても、お互いの中にある「縁」。読み返すたびに込み上げてくるものがありました。すごくよかったです。

++皆様いってますが、よすがの可愛さが、とーたんの
破壊力やそりゃ「ピー助」になりますね。
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