アーモンドを七粒
」のレビュー

アーモンドを七粒

夏水りつ

これ好き。。

ネタバレ
2022年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ すっかり騙されました。
すご〜くわかります。
私もふがふが鼻息荒く怒りながら読んでおりました。
読み始めから気になるところが多く、こうゆう作風なのかしらん?と思いながら「ふんぬ〜。ばっかも〜ん!」でした。
1巻は序章です。2巻でやっと初めて葉月の始まりからのひとつひとつの言動も渡辺の事もタイトルの意味も明かされます。
しっかり練られた構成に、あぁぁ〜でした。

読み手によっては、ありがちなお話なのかも知れないのですが、表情の変化、剥き出しにされた感情や、胸に秘めたささやかな願い、心にとまる台詞に、色んな感情が振り回されました。
もうね、好きが届かないのよ。。
葉月がとにかくいい子で可愛いのです!
一見、脆そうな葉月の純度の高い強さにもってかれました。
渡辺くんも良く頑張りましたのスタンプです。
久し振りに、良き正統派BLを読んだ気持ちになりました。
素敵な御本をありがとうございます。
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