ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~
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ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~

尾羊英/中村颯希/ゆき哉

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ネタバレ
2022年3月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ イベントで第1話を貰ったのでなんとなく読んでみたら、思い切りハマりました。設定自体はよくある「魂の入れ替わり」なのに、羨望の的の立場を手に入れた悪女が、主人公の虚弱体質に苦しみ、侮蔑の対象でしかも罪人となってしまった悪女の体に入った主人公が、健康な体を満喫し、入れ替わる前は陰鬱な表情だった悪女が、中身が主人公になると、どんどん輝きを増して美しくなっていく、というところが斬新で面白い。
自分にないものばかりにとらわれ、他人を妬むより、自分にあるものに感謝して前向きに努力をする方が、人は輝いて見えるということか。
さすがに周囲も変化に気が付きだしたので、今後どうなっていくのか、続きが気になります。
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