ワンルームエンジェル
」のレビュー

ワンルームエンジェル

はらだ

言葉選びや伏線が見事で何回読んでも泣く

ネタバレ
2022年3月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 結構前に紙で購入してたんですけど、どうしても感想書きたかったので… 本当に読んだ回数だけ泣いてます。
主人公の男が刺されて、死を垣間見た時に現れた天使がいつの間にか自分の家に居候していて、自分でも正体の分からない天使が何者なのかを探りながら共に過ごしていくという話です。
天使が何者だったのか漫画の中で明らかになる場面まで、私は正体に気付かなかったです。天使は幸紀が刺されたと同時に屋上から飛び降りて亡くなった男の子だったんですね。でも、ハッとして読み返すとどのページでも天使の影だけが描かれていないんですよね。(;;)幸紀以外の人間は誰も天使に反応していないし伏線は色々ありました。天使が着ている幸紀の洋服とかどう見えているんだろう…とか気になったけどまあそんなのはどうでもいいくらい感動します。
様々な場面での言葉やセリフも重みがあって好きです。
「僕、もうとべそうだなぁ」で涙腺が爆発です。それから幸紀の部屋の中で1枚の白い羽が見つかるところも本当に好きです。読んで欲しいです。本当に愛溢れる作品!!
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