わたしは壁になりたい
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わたしは壁になりたい

白野ほなみ

優しくて切ない

2022年3月10日
いわゆるマイノリティが原因で孤独を感じていた二人が出会って、寄り添って生きていく姿はほのぼのとしていながらどこか切ないです。みんな優しいのに、それ故抱えているものが重くて、時折相手を思うからこそ足踏みしてしまう描写に胸が締め付けられます。でもそこまで重々しく描かれないので最後は優しい気持ちになれます。どんな形であれみんなに幸せな未来が訪れてほしい
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