君に沈む
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君に沈む

イシノアヤ

クレソンとパルメザンチーズ

2011年3月5日
「タカタ」はどうして“タカタ”なんだろうか?

妹尾はラスト近くで名前が判明するが、タカタは最後まで“タカタ”だ。

作品中に、どちらも「名前なんて言うの?」なんて訊かない。無粋(?)な会話を極力排除した作品なのだから、これでいい。


白も余白もベタも限られたスクリントーンも文字も画のタッチも、全てこだわりを持った作者さんだなぁ…。

私は好きです。


1~4が作品紹介の物。
一見、飄々として浮世離れしているように見えるタカタは、妹尾と会話するに連れ、本質の、豊かな情緒性が見えてきます。
(これが可愛い❤ベビー用品お買い物シーンでのタカタ萌❤久々に萌えた受けキャラですv髪型もっさりなのに。モミ上げなのに)


ホッコリハッピーな終わり方だけを望むなら1~4を。

タカタのシリアスバージョンキャラ(樫井と言う別人キャラですが)も見てみたい方は7~8もオススメです。

青いヒリヒリ感や、感じ取る作品も👌な方は5、6、9もどうぞ。
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