幼稚な恋をどうしよう
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幼稚な恋をどうしよう

転校してきてくれてありがとうしかない...

ネタバレ
2022年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ [表題+短編 表題番外編]
偏見だらけの田舎町でひとりぼっちの花人が切ない...。
高城が転校してきて、自然に好きになって、でも迷惑かけちゃうからって、そして両想いになって。
起承転結がしっかりしているので入り込みやすかったです。

最初ボーッとしてる風だった高城がだんだん男臭くなってドキドキします。
偏見なく自分の見聞きしたものを信じる、周りに流されない男前β。
穏やかで口下手、そしてめっちゃ優しい...。
さすが、ノックしない素敵な両親の子供だ笑。
αが出てこない代わりに高城がとってもαみβです!

花人はいい子ですね、あんなことしててもスレてない。
植物を大事に育て、素直でツンがなく、好きを全面に出しているのが可愛かったです。
たくましく生きる母親との関係もなかなか良く、花人がお母さん大好きなところも素敵。

描き下ろしのお箸持つとこ下すぎるのはスルーしてみよう…。

発情期編では、まさか出るとは思ってなかったβの匂いで巣作りー!
高城の「本当に支配されてるのは...」に、たしかに...と納得です。

先生、これからも番外編じゃんじゃんお願いします!
発情期編の最後のなんか考えてる風が気になるな...
それとも、「今はさすがに」とアセアセしてる2人の妊娠かな?
あ、α様が登場してそれでも揺るがない2人も見たいなー!
(1巻:2017年9月/203p 発情期編:2021年7月/28p)
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