伯爵令嬢は犬猿の仲のエリート騎士と強制的につがいにさせられる
鈴宮ユニコ/茜たま
このレビューはネタバレを含みます▼
BLを読むことが多いのですが、今回はTL。帝国に吸収された小国の伯爵令嬢ティアは、幼馴染みのアデルとは犬猿の仲。会えば喧嘩ばかり。実は密かにお互い想いを寄せているのに、二人とも届かぬ恋と思い込んでいる。そんな二人が帝国の成人の儀で、番になることが決められた。とまあ、無理のある設定なのですが、二人のじれじれが実にいいんです。単行本としてはまだ一巻だけなので、早く続きが読みたい。(後日追加) 2巻も出ました。やっぱりいいですねえ。ジレジレ甘々。最後はハッピーエンドになることが分かっているけれど、楽しめました。アデルは原作よりも幼い感じの顔ですが、やんちゃさが出ていて、目も色っぽく、これはこれでよかったです。一つだけ不満だったのは、ティアナたち女子生徒の制服の胸元。リボンの下が大きく開いていて、清楚さがないなあ。ここだけ無駄に男性向けマンがのようで、嫌でした。
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