蟷螂の檻
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蟷螂の檻

彩景でりこ

幸せの価値

2022年3月26日
地方の資産家 當間家次男 育郎さんと使用人 典彦のお話。
清々しいほどの泥沼愛憎劇です。心してどうぞ。笑
読めない展開が続く不安感が本作の魅力の一つだと思います。
一般的な幸せが当人にとって本当の幸せなのか?
5巻終盤の育郎さんの微笑みが答えなんでしょうね。
あまりの泥沼に心が折れそうな方は番外編「演技の裏側、お見せします。」と「わたしの坊ちゃんがかわいすぎる」でお口直しされると良いですよ。笑
ハードな作品もいけるクチな方には全力でお勧めします。
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