不思議なストーリー運びが癖になる





2022年3月31日
初読み作家さんです。
6話のうちの1話と2話を使って、弟(聖)の想い人(さちお)にちょっかいかける兄(主人公・光)の姿をじっくりと描いています。弟の恋人を欲しくなっちゃう拗らせ兄なのか?と読んでて不穏でとにかく落ち着かない。光は可愛いタイプが好きなのかなと思っていたら、途中から現れたごつい年下男(東村)は光のことが好きみたいで…。ん?こっちがCPになるん?
ストーリー運びが独特で、セオリーと違うその不思議さがなんとも癖になりそうです。セリフの大半が光のぐるぐると考えている脳内なのですが、それによって光というキャラが特別魅力的になるわけではなく(!)光は自己中心的だし自分大好きだしズルいし受身だし、飾らない生々しい内面を吐露しています。
しかし光のそんな脳内ぐるぐるを延々と見せつけられてきた為か、実際に光が行動を起こしたときに、その一歩の偉大さというか、光の渇望のようなものがビンビンと伝わって、こういう恋心の描き方があるのか〜恐れ入りました!と膝を打つ思いがしました。
あと、エチシーンがとても好みで、感じてる表情とか喘ぎ声とか、事後に照れまくって半ギレしてるのとかw諸々良かったです。読み始めから首や腕のラインが美しい作画だなと思っていましたが、エチシーンの身体の描き方もとても綺麗でした。
セリフの解釈がその時々で変わりそうで、何回も読み返したい作品です。
6話のうちの1話と2話を使って、弟(聖)の想い人(さちお)にちょっかいかける兄(主人公・光)の姿をじっくりと描いています。弟の恋人を欲しくなっちゃう拗らせ兄なのか?と読んでて不穏でとにかく落ち着かない。光は可愛いタイプが好きなのかなと思っていたら、途中から現れたごつい年下男(東村)は光のことが好きみたいで…。ん?こっちがCPになるん?
ストーリー運びが独特で、セオリーと違うその不思議さがなんとも癖になりそうです。セリフの大半が光のぐるぐると考えている脳内なのですが、それによって光というキャラが特別魅力的になるわけではなく(!)光は自己中心的だし自分大好きだしズルいし受身だし、飾らない生々しい内面を吐露しています。
しかし光のそんな脳内ぐるぐるを延々と見せつけられてきた為か、実際に光が行動を起こしたときに、その一歩の偉大さというか、光の渇望のようなものがビンビンと伝わって、こういう恋心の描き方があるのか〜恐れ入りました!と膝を打つ思いがしました。
あと、エチシーンがとても好みで、感じてる表情とか喘ぎ声とか、事後に照れまくって半ギレしてるのとかw諸々良かったです。読み始めから首や腕のラインが美しい作画だなと思っていましたが、エチシーンの身体の描き方もとても綺麗でした。
セリフの解釈がその時々で変わりそうで、何回も読み返したい作品です。

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