このレビューはネタバレを含みます▼
絵も雰囲気もストーリーもエンタメ性が高くメディア化できそう。極道がオラついてる作品ってそんなに読まないけどこちらは水が合いました。
落ちぶれてた陰キャの化学者先生が、妹の不審な失踪を機にヤクザに特攻し二転三転するも、そこの若頭を脅迫して共に妹を探すあらすじ。妹を巡る謎が中核に有ります。
自己の特技である化学知識を武器とし、爆弾やガスをふんだんにぶっ放してヤクザ達をねじ伏せる狂行と、オドオド弱気で真面目な性格とのギャップ、そんな人が目的の為に闇に染まろうという強い覚悟が好きでした。(化学兵器とかもうテロリストっすね。)
協力者である若頭にも過去に覚悟を持つに至るドラマがあって、でもお互い決して心を許せる関係性じゃないっていうのも良い。今後この関係性も軟化していくのでしょうか。
もちろん即決で2巻も買いだけど、クーポン使いたいのでもう暫くお預けされときます。