つたや家
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つたや家

吉池マスコ

センチメンタル童貞→つたや家でぜひ。

2022年4月14日
あーこれは「センチメンタル童貞」→「つたや家」の順番で読んでもらいたい〜。「センチメンタル〜」が単行本で2022年の新刊なのだけど、実際に商業誌で描かれたのは「つたや家」の前の2012年とのこと、つたや家の長男くんと高校先輩の馴れ初めとDDT(脱童貞)が描かれてました。そしてこの「つたや家」ではDDTその後のお話。あれから苦労してたんだね、お兄ちゃん〜。弟が一人増え、18歳の時に両親が事故で亡くなり、4、3、2歳の弟の面倒をみながら生活費稼いで働いて。。。先輩とはずっと続いているけど弟たちにはふたりの関係は内緒。ところが年頃になってきた弟たちにバレてしまい、、というのが1話目。U-20の家族会議とか、生活ずっと大変だったろうに暗くならずに笑える要素たくさんあって少しホロリもさせてエチもあり、、と盛りだくさん。2話と3話は弟たちの恋も描かれます。
つたや家が1、2、3話で、その後いきなり雰囲気ガラッと変わった時代もの短編2話、つたや家で単行本全部読みたかったなーと最初は思ったけど、この短編もマスコ先生らしく読ませる展開でなかなか良かったです。短編タイトルは「かわいこちゃんは戦国武将」「独眼竜ヤンキー」、単話でも発売されてるので、重複買いに注意ですね。あ、「つたや家」も単話で出てます。マスコ先生の単話は単行本収録されてるかもしれないので、買う時注意。
マスコ先生の新刊イン魔もの?発売されましたね。こちらも読もっと。長く描き続けてくださっていて感謝です〜
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