この世界でたった二人
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この世界でたった二人

桃山なおこ

痺れる~、任侠映画を観ているよう、星10!

ネタバレ
2022年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 以前、フォローさんがレビューされていて気になっていましたー。時代背景は炭鉱が盛んだった頃の恐らく福岡県、言葉からしてたぶん筑豊の方ではないでしょうか。一昔前の任侠映画のような雰囲気で、そこに男の美学とか義理人情が感じられる激渋の作品なんですよー。根津がね、高倉健さん並に無口で男気があってカッコいいんですよー!!譲にも手を出さないで、城戸を選ぶところがもう、くーっと痺れました。BLというよりブロマンス!?でもそこに何かしらの愛はあると思う。膝枕だけでもなんか堪らんですね~、根津の手が~(悶)。描き下ろしも含めて、最高の仕上がりじゃないですか~?ちょっと、皆さーん、これスゴくいいんですー、って拡声器で言ってまわりたいくらい、回覧板で回したいくらい良かったです。読み終わって一人興奮冷めやらず、しばらくはこの余韻に浸りたいと思います。任侠もの大好きなんで、オススメしていただいてホントありがとうございました。出会えて本当に良かった作品です。私的には星10こです!!
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