派手さは無いが素直に応援したい二人の話





2022年4月19日
過労を強いられた不遇の聖女ステラは冤罪をかけられ、逃げて地方にたどり着き冒険者として生きていた。ある時、死に瀕した竜人のリーンハルトの命を助け、彼と行動を共にするようになる。ハルとともにいるうちに自分に自信が持てるようになったステラとハルが信頼の絆を深めあい、難局を乗りきって、かつてステラを貶めた者たちは罪悪が露見し失脚する。ストーリーも文章もきちんとしていてストレスなく読めました。1巻で完結していて、2巻目はその後の話といった感じでした。どちらも甘すぎず、純粋に仲の良い二人の話をもっと読みたいと思えるような作品でした。

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イヌスキー さん
(女性/50代) 総レビュー数:29件