天は赤い河のほとり
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天は赤い河のほとり

篠原千絵

トルコに行きたくなります

ネタバレ
2022年5月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 歴史ものが好きな人、古代トルコやエジプトにロマンを感じる人には是非オススメしたい漫画です。絵はちょっと古いですが。

現代人の主人公がタイムスリップした先は紀元前14世紀のヒッタイト…。昔すぎやしませんか、とか、何でキスされただけで現地の言葉がわかるようになるんだ、とか、ツッコミを入れたくなる箇所は多々あれど、まあそれも本作の魅力のひとつですよね。

現代に帰る事を諦め、好きな人と添い遂げようと決意する主人公も凄いですが、その思いを受け止め、生涯主人公1人を愛し抜くと誓うカイルの男前なことよ。
カイルもイイ男ですが、カイルの異母弟のザナンザ皇子や、エジプトの将軍のラムセスなど、主人公に思いを寄せる魅力的な男性キャラが次々出て来るのも楽しい!ちょいちょい出て来るエッチなシーンも良いスパイスになってると思いますし、主人公達を脅かそうとする事件が次々と起きるので、飽きることなく最後まで読めます。

読み終わった後、遺跡見にトルコに行きたくなること必至。こんな世界情勢じゃなければなぁ…。
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