おいてけぼりの錬金術師
」のレビュー

おいてけぼりの錬金術師

てぃる/布施龍太

2巻まで読みました

ネタバレ
2022年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ クラスメイト8人が異世界に召喚され活躍して魔王を倒したあと日本に帰還…の後の話。一行は恐らくチートな能力を持ってはいたけど努力して開花させたタイプで、弱点がないわけでもないし、現地人に同等の能力者もいたという下地。

取り残された主人公の万能感は凄くてやっぱりチート。飄々とした言動は軽快。自身の立場と能力を自分のやりたいことに振り切る自由さは散漫ではなく爽快。好感度高し。

時々語られる過去の仲間たちのアレコレも楽しそうで、想像を掻き立てられ、上手い構成だなという印象。
ちょっと嫌なフラグはあるものの1巻読後は星5でした。

で、2巻。嫌なフラグが大きくなったぞ。何で女の子ばっかり?そんで何でみんな主人公を好きになるのか。主人公の第1の目的は2巻で果たされたので、あとは日本に帰る手立ての模索になるのだろうけど、ラブコメになりそうで不安。
せめて1人は男の子であって欲しかったし、そもそも恋愛感情なくても充分面白い展開だったのに残念。
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