舞妓さんちのまかないさん
」のレビュー

舞妓さんちのまかないさん

小山愛子

ほっこりと安心して読める

ネタバレ
2022年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無料の2巻と無料立読みを読んだだけですが、3巻からカートに入れました。pt復活したらほっこりしたい時に読み進めたい作品です。
中学を卒業して舞妓ちゃんになる為、青森からお茶屋の市に幼馴染みのキヨちゃん、すーちゃんが同じお茶屋に入り、仕込みや稽古を経てそれぞれの別の方向に向かって頑張っている姿もお茶屋の日常や健太と3人の幼馴染の話を混じえながらのお話も読んでほっこりします。
キヨちゃんは中学卒業時点で、おばあちゃんのお手伝いを良くしていたと言うレベルのお料理レパートリーとは思えないほどの素晴らしいお嬢ちゃんだと尊敬します。
身内が結婚した時(キヨちゃんよりずっーとずっと年上)料理の下ごしらえや調味料を何入れるかとか何度も電話してきて教授した事を思い出し、なんでしっかりとお手伝いが出来ていたお子なんだろ!!と感心しきりです。
すーちゃん(百はな)のお気張りも大変感心するばかり。
市のおかあさんがお若いですね。
お茶屋のおかあさんって何年もお茶屋をし続けて、
年配の方が多いイメージだったのですが、お若いおかあさんだからこそキヨちゃんがまかないさんになれたって事もあるのかもしれまへんね。
嫌やわぁ!読んでると京都花街のお言葉がうつってしまはるわぁw
作者様はよく花街の事をお調べされていて、半だらりとかだらりとか、へぇーそういう違いがあったんですね!と思いながら読めました。京都で舞妓姿になって写真を撮って頂いた若かりし日も思い出させて頂き感謝します。また購読しますょ!絶対!
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