ごちそうΩはチュウと鳴く【コミックス版】
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ごちそうΩはチュウと鳴く【コミックス版】

はなさわ浪雄

オメガバース(苦手)+獣人(苦手)=最高♦

ネタバレ
2022年5月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ かなり苦手な設定のコンボの為、普段なら立ち読みさえしなかったと思います。たまたまチュールの無料お試しセットに混ざっていたので、1話目を読みました。ら、テンポが良くて面白く、単行本を買ってしまいました。結果的に、買って良かったです。編集者・キツネ・αの宇迦野(うかの)さんと、漫画家・ネズミ・Ωの胡桃沢(くるみざわ)先生。このキレイな対立構造が、お話にすごく生きています。食欲と性欲と愛情の葛藤があり、切ない場面で胸が詰まったり、2人の攻防に笑ったり。キャラもステキで、宇迦野さんが、心の底から胡桃沢先生を大切に思っているのがよく分かります。キツネ顔が苦手だったけど、今はカッコよく見えます。胡桃沢先生も、宇迦野さんの不安を受け止め、後輩の過ちを許し、かなり懐深いです。そして、かわいい…!特にネズミ姿、とっってもかわいい。ハムスターっぽいなと思っていたら、後書きでハム成分多めのネズミがモデルと分かり納得。寝姿とか、宇迦野さんの手に飛び込んでいく所とか、かわいいです。(かわいいしか言ってないけど、飛び込んでいく所は、本当にキュンとした。)苦手な設定が盛りだくさんなのに、勢いで番外編を買ったぐらい、気に入っています。
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