お前にだけは溺れたくない【特典付き】【単行本版】
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お前にだけは溺れたくない【特典付き】【単行本版】

岡本K宗澄

溺愛好きにはたまらない作品です!

2022年5月31日
作者様初のオメガバ作品。今回流石オメガバ!めちゃ汁だくな上にエロっエロっ!!!キャーッ♡そんなアングルから碧のそんなあられもない色っぽい姿見ちゃって良いのかしら?!などなど悶絶しました(是非その場面を発見して共感いただけたら嬉しいデス!)。そしてなにより美しく、ここぞというシーンでの表情から濡れ場での色気溢れる表情まで、引き込まれるその魅力溢れる人物が読めました。特に攻めの史貴は終始ダダ漏れの溺愛振りで最高。好物の溺愛振りとスパダリ感が良かったです。そんな愛情を一身に受けている碧はというと体の関係があっても史貴とは一線を引き、側にいられればいいというスタンスからお話がスタートして、紆余曲折の末に自分の気持ちに気付きます。終盤のそのシーンも良かったです。どうしてもαとβ(後に変異してΩへ)ということに碧の心が囚われて素直になかなかなれないジレありますが、碧が史貴へ感じた歴然たる能力の差を感じた瞬間のシーン、あー分かるっ!と個人的に強く碧に共感してしまいました。なのでなかなかこだわりの殻を破れない碧についもどかしく思いつつも頑張れ〜とエールを送ってしまいました。このお話、基本的に二人にズームを当てて無駄に人物が介入しないのもノンストレスで読めた要因の1つです。なので、じっくり二人の心情の変化が読めて、また丁寧なエロっエロっも読めるので、そういうのが好きな方にオススメな作品です。因みにオメガバですが、特有の悲惨なとこなど地雷要素皆無ですので安心して読めますよ。
描き下ろしは、なんと大サービスな番になる二人がしっかり読めますので、買って良かった!読んで良かった!としみじみ思ってしまいました笑。作者様のサービス精神に感謝です!!!
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