このレビューはネタバレを含みます▼
214p、全表題作、描き下ろし、電子限定描き下ろし、カバー下。「ぼくのヒモになってくれませんか?」から始まる関係ですが、真面目な一崇さんですからはじめからハナに惹かれていたのでしょうね。そしてハナもいつもと同じ・・・と思いながら違う関係を望んでいたのではないかな。必死でハナを探しに来た姿が、ハナには刺さっているように見えました。どちらもある意味孤独で、そんな中「見つけた」他の人とは違う特別な人だったのかな?幸福がお金で買えるとは思わないけど、一崇は、初めハナを引き留める手段として札束を使い、そして、自由にする為に投げ出した。ハナはいずれ帰る手段として、置いていった。ちょっと薄暗い感じの内容で読んでいてとても引き込まれました。良かったです。