このレビューはネタバレを含みます▼
たった1人の肉親の母を失い仕事も辞めて貯金も無くし、生きる理由が見つからないからと橋から飛び降りる所を攻めに止められて。
作中で描かれている攻めが好きな映画は「海街diary」だと思いますが、同じ様な優しい日常の空気感がこの作品にも溢れていて読んでいて心地よかったです
(私も好きで定期的に観たくなる映画です)
本編、女性と付き合っている時にゲイだと気が付いたバイな攻めと、ノンケの受け。
仕事も一先ず今の自分が出来る事を出来る所から、
サラリーマンから近くのパン屋さんというのも
何だか現実的。大それた目的持たずに生きていても
大丈夫。それでも幸せって必ずある。作品から受けとれるメッセージが温かいです。
実は自分も傷は持っている攻めと、何でもない日常を一緒に過ごして、攻めも受けも幸せになっていくのが読んでいて嬉しくなりました
全体的にとても優しいけど、きちんと恋もえっちも
あるのも良いです!