ポップな対性犯罪水戸黄門のような表紙に





2022年6月7日
ひかれて読んだら、わりとガッツリヘビーなやつだった。2巻までの感想。性犯罪撲滅リベンジと巨悪探しというミステリー要素が相まって面白いんだけど、これだけシリアスな内容なのにヒロインの一人称が名前呼び、しかもニックネームなのが何だかなぁ。違和感ある。頭脳役なのに、そんな幼稚な要素入れてくるのが不自然。初期はきっとマスコットくらいに考えてキャラメイキングしたのかな。マスコットならマスコットを貫けば良いのに、途中から頭脳役という路線変更にブレというか、行き当たりばったりに感じた。時折、響く台詞もあり、そういうところは良作。作者はキンキンをメインに据えて『男かっこいい男礼讃』したいところを、編集さんがキャラクターを広げて作品に幅を持たせるように指導中な印象。もしくは、その逆。面白いから、方針は統一しないともったいない気がする。

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yum さん
(女性/50代) 総レビュー数:14件