このレビューはネタバレを含みます▼
テーマも絵柄も雰囲気もあって、ストーリーのわかり易さだけが足りなくてもったいない1冊だと思いました。
例を挙げるなら、攻が動画を先生に渡したこと、言葉を一言こうだった、と漏らすんですが意味がわからなくて。行動原理に共感できなくて。言葉じゃなくて行動で見せて欲しかった。特に必要性がない部分で深読みしないと読者に意図が伝わらないのは作品として惜しいと感じました。
あと、受はなんで攻の作品を横流ししたのか?とか、途中でこれもしかして同級生じゃなくて先生とくっつくやつ???とか、疑問がいくつかあったので、一見まとまってそうで散らかってた印象があります。
作家さんの描きたいテーマもしっかりしてて雰囲気もめちゃくちゃ良かったのに★5には至らなかったです。次に期待。