百草の裏庭
」のレビュー

百草の裏庭

青井秋

植物を扱う方の

2022年6月11日
慈しみのようなものは絵でも文章でも料理でも身体が先に反応して涙が出る。
青井先生の人と人との関わりの描き方がたまらなく好きです。たった一言が、存在が、確かに誰かの内部に根をはってほころぶ笑顔が咲くのだと。
物理的な触れ合いではないところのお話。
植物の恵みも怖さも弱さ強さも全て含めて愛してる感じがして魔女の森に自分が迷い込んだような読後感。
作者様の他の作品でもありますが、ページ横の植物のイラスト大好きです。
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