ろくでもグッドナイト
」のレビュー

ろくでもグッドナイト

加藤スス

もうね・・ギャグセンスが沼✨なんす

ネタバレ
2022年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作家さんの作風大好きです~♪どれを読んでも間違いなく面白い!!思わず「ブフォッ!」ってなる、サイコーのギャグセンスをお持ちなのです💕
割と短編集なこの1冊。表題にプラス4CPの作品が収録されています。

とんでもなくクズな男:巻夫と・・・そんなクズ男にとんでもなく執着するイケメンでハイスペリーマン:純の、ドタバタなラブコメです(^^
若い頃から風来坊で、あちこちで男女見境なくくっついてヒモ状態だった男・・巻夫。オジサンになりバー経営をするも、変わらずのクズっぷり(^^;そんな中、店にやってきたイケメンな客:純・・・・いい雰囲気になって部屋に連れ込むも、実は・・・・?
ここから巻夫の受難?いや償い?それとも老後安泰?的な執着愛の始まり・・・なんです♪とにかく巻夫のクズっぷりが「これでもか~」くらい描かれていて、でも何でか憎めないというね・・・愛しいキャラなんですよ。そこにまた強烈な執着キャラをぶつけてくるという、大変面白い化学反応が起きてます😊
なんだかんだで「愛」なのがまた良いんですよね♪そして描写が具体的かつ細かいところが、作家さんにハマってしまうところなんです!だからこそ、キャラがイキイキとして味のあるものになってるんですよね・・・✨
他の4作品も設定は違えど「愛」と「ギャグ」満載の作品で、特に「セブンティーンキラキラ爆弾」はめっちゃ笑えます♪ヤンキー系DK:蓮恩(レオン)に一目ぼれし、学校まで辞めて蓮恩を囲うような形になった元教師:十日町の、愛の深さと溺愛が過ぎて一周回ってギャグみたいになってる・・・的な(^^;蓮恩も満更じゃなくなっていくっていうのもある意味変態な十日町に「慣れ」てきたんじゃないかっていうね・・・(^^;それほどの愛・・なんです。溺れて、沁み沁み・・な感じ(^^
ここでもギャグ炸裂で、地味な意地悪「トイレ入ってる最中に電気のスイッチオンオフ繰り返す」とかもうツボにハマって・・・とにかく、そういうのが詰まってます(^^;BもLなんですけど、コメディ的にもとても好き♪そういう細かいギャグが堪らなく好き💕なんです(^^観察力が鋭いんでしょうね・・・ネタ帳とかあるんじゃないか?くらい、毎作品面白い♪これはもうススさん節・・ですね(^^
全てを読み尽くしたくなる作家さんです✨
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