すのーふれーくす
」のレビュー

すのーふれーくす

京山あつき

…驚きの連続でしたよ。

ネタバレ
2022年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★DKタケルを軸とした青(性)春物語。(7/31まで読み放題対象ですよ)

★化学の押間先生が気になっていたタケルは、自分の性/癖を先生に知って欲しかった…のかもしれない…。

★冒頭から驚きましたよ。「これは、確かに死にたくなるわ…」と。脳内で思うのと現実に起こるのとは、少々温度差がありますから。この状況で、「こんなことぐらいで」とは、なかなか言えない苦笑。さすがですよ、押間先生。タケルくんは大胆なことをする子ですけど、まさか、そういう相手がいるとは考えも及ばなかったので、2度目の驚き。しかもかなりエロい…。どういう流れで…?と妄想が色々と…。そこからも話が面白くて、グイグイ引き込まれます。危なっかしいタケルを取り巻く一人一人のキャラが良いです。中嶋くんも!(スター的なきらめきとは違うのですけど、その個性に惹かれます)最後の最後まで楽しかったです。

★描き下ろし含めて191ページ。「あ、あれ引田くんだったんだ!」と、あとがき読後に見返しました。『聞こえない声』シリーズ(6/23までお得ですよ)もとても好きです。あちらのキャラも濃ゆい。

★「収まるところに収まるものだな」と思うしっくり感がありました。収まるまでには、まま波乱ありなタケルくんですけど苦笑。良かった、良かった。
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