君の夜に触れる
」のレビュー

君の夜に触れる

もりもより

透明な世界観。色んな色が浮かんで消えて

2022年6月17日
なんてキレイなんだろう。絵も世界観も。盲目の佳澄君がほんとに綺麗。哀しいことがいっぱいあって(家族とか)それでも優しくあろうとする健気さ。千夏は自分のせいで兄を失った殺せない殺し屋。ふたりの赤や青や黒や翠、紫…透明な二人の世界に色んな色が浮かんで消えて、透明に戻っていくような、心穏やかな癒やしにも似たお話。こちらがどんどん心あらわれるよう…。
これからもっとドロドロとした色や旋律の色に変わったとしても佳澄くんが透明に戻してくれるハピエンを願ってます。楽しみです。
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