このレビューはネタバレを含みます▼
新刊作者さん買いなんですが、今作も間違いなかったです！田舎の高校教師・鰐淵先生×小泉先生のお話で、表題作のみ全６話＋描き下ろしで合計187ページ。学生時代のいじめ経験を経て教師となった小泉先生。普段は陽キャを演じているけれど本当は陰キャで童貞であるという秘密が、同僚鰐淵先生にバレてしまって…。鰐淵先生も良かったんですが、今回私は小泉先生にガッツリ持っていかれました！知らない人だらけのパリピBBQ、結構ハードル高いですよね笑。色々溜まって泣き出してしまった小泉先生が可愛くてギューンとなっていたら、トラウマを乗り越えて教師になった理由にも胸を鷲掴みにされました。誰のために教師になったか？と後々悩んでますが、その理由が自分のためでも生徒のためでも、どっちでも同じくらい大事だなぁと。鰐淵先生が、小泉先生が泥酔してたり寝ぼけてたり判断力が欠けている時に、同意なしでキスしたり触ったりするのには「おや？」と思いましたが、きっかけがないと進まないので仕方ないのかな。身体先行になりかけて、待ったが入って、好きかどうか考える。結局好きと自覚できたから良かったけど、ちょっと順番は気になってしまいました。逆に、あそこで流されなかった小泉先生が良かった。とは言え、鰐淵先生のビジュアルも捨てがたい！はなさわ先生が描く、塩系のスッキリした感じのビジュアルの攻め、めっちゃ好きなんですよね〜。手は早かったですが、クールっぽいのに情に厚くて格好良かったです。（やっぱりイケメンに弱い私…）
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