このレビューはネタバレを含みます▼
3巻まで。
神ならぬ地球さんがレベルアップしたことで、世界の理が変化して、地球が剣と魔法のファンタジーな世界に変わる。日本にダンジョンができる話はいくつかありましたが、どの作品も『唐突に』なので、理由づけをした所がこの作品の優れたところです。そして地球さんは努力する人にはナビ的な働きもしてくれるし、行いが悪い人には神罰的なものを下す、結局は神みたいなものです。
序盤の大量破壊兵器が一瞬にしてダメになり、兵士がポカーンとするシーンは自分のお気に入りです。
また、主人公が探究心旺盛で、トライ＆エラーを繰り返して少しずつ強くなっていくところも魅了的です。
...とここまではいい所ですが、いかにも少女好きな男が書いた、若い女の子達のきゃぴきゃぴきゅる～んとした感じ、その香りが漂ってきて少しだけ引いてしまいます。
総じてそこそこです。まあでも、いい感じに終わりましたね。これ以上やっても間延びするので、ちょうど良かったかもしれませんね。
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